クラブ会長の言葉

平成25年2月設立以来、早くも丁度満10年が過ぎましたけれども、毎年、茨木市教育委員会の後援の下に、同市内外で積極的な活動計画を持っております。
囲碁は約4000年も昔に中国（またはインド）で始まり、我が国へは飛鳥～奈良時代に伝えられたと言われています。この我が国・古来伝統文化の次世代継承を円滑に図りますとともに、囲碁を通じて挨拶や行儀・作法等も学ばせています。「囲碁をすれば頭がよくなり、行儀がよくなり、お友達がたくさんできる。」と言われていますが、実にその即効的効能に驚いている程です。
現会員は小学生中心の18名ですが、皆が仲良く楽しく面白く、明るく元気に伸び伸びと囲碁を学ぶことにより、豊かな心を持ち、心身の健全な発達育成に寄与できればと考えています。
昨今の囲碁界では，仲邑菫ちゃんや藤井壮太君という力強い少年少女の出現があり、マス
コミを賑わせております。また、囲碁界から始まったディープラーニングのディジタル技術が（ChatGpt等の)生成ＡＩに発展応用され大きな世間の注目が集まっております。しかし、何と言っても対面対局という上記のような情緒あふれる人間味～人間性豊かなゲームとしてはアナログ型対局に勝るものはありません。このため、今後益々数多くのお子様方のご入会をいただき、対面対局の醍醐味を味わっていただきたく、ご参加を切にお待ち申し上げております。
なお活動場所は、“山手台小学校”での一教室内です。

山手台こども囲碁クラブ会長　　多田　副政