日本民家集落博物館こども囲碁クラブ

活動日時:第1を除く土曜日 13:00~15:00

所在地:大阪府日本民家集落博物館

参加児童・生徒数:35人

指導者数:18人

日本民家集落こども囲碁クラブは、ライフスポーツ財団、当クラブ指導の先生方をはじめとする関係の皆様方のおかげをもちまして、こどもの知育・徳育を目的とした活動が円滑かつ効果的になされていることに深く感謝申し上げます。
さて、活動日のお昼をすぎる頃から元気な声が博物館の受付に次々としてきます。チビッ子棋士たちが続々と博物館の門をくぐって挨拶してくれるからです。彼らの目指すは「セミナーハウス」。ここが囲碁クラブの教室兼道場なのです。指導者の先生とチビッ子棋士の真剣勝負がスタートします。その日の内容や課題をみんなで確認し、続いて、仲間同士あるいは指導者との対局です。和やかな雰囲気の中に闘志とやる気が漲っています。
休憩時間や活動終了後は、時間の許すかぎり自然豊かな 古民家周辺や木々の間を散策したり、畑や草花の観察などに興じます。どの場面をとっても、微笑ましく元気な子どもたちの姿が見られ、博物館全体が明るくなり、活気が増してきます。・・・自然の中で、古民家に親しみながら、心身ともに子どもたちの成長を見ることは当館にとって、大変ありがたいことと感謝しております。

館長 井藤 徹

平成18年5月設立以来13年を過ぎ、今年は約35人の子どもたちを、お父さん・お母さんも含めた18人のボランティア先生が指導しています。
指導目標は、囲碁を通じて考える力や他人を思いやる心など、より良い子に育ってもらうことです。脱いだ靴を揃える習慣もついてきました。
勿論子どもたちは一生懸命囲碁対局をしています。50級からスタートし、勝ち星を重ねることにより昇級するルールで、昇級した子どもの笑顔を見るのも先生の楽しみ。楽しく対局を重ねた結果、有段者となって中学進学した子どもも多数います。
ボランティア囲碁指導者は40代のお父さんやお母さんから70代の元気なお爺ちゃん、おばあちゃんたち達。なかには、子どもと一緒に囲碁を学びたいと熱心に取り組む姿も見られます。そして、運営に参加いただいているお母さんボランティアと子どもたちの笑顔に囲まれて、楽しく活動しています。

会長 年楳道義

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