民家こども囲碁クラブ
活動日時:第1を除く土曜日 13:00~15:00
所在地:大阪府日本民家集落博物館
参加児童・生徒数:30人
指導者数:16人
2006年5月の設立以来17年が過ぎました。特にこの3年間は、新型コロナウイルスという世界的パンデミックの影響により、当クラブも対面での活動が制限され、思うように活動できない状況が続いていました。また、2022年3月には、長らく当クラブを支えて下さった日本民家集落博物館が、経営難から苦渋の決断によりクラブ主催を下りられ、我々ボランティアが主体となってクラブ運営を継続することが決まりました。その一方で、活動の場所として博物館のセミナーハウスの無償貸与を継続し、ボランティアの活動を継続できるようにして下さったことは、本当に感謝に堪えません。
2023年は、ようやく新型コロナが5類に分類され、久しぶりに新規入門のお子さんを多数お迎えし、約19人の子どもたちと、保護者・クラブの卒業者を含めた14人のボランティアの先生が、元気に活動を再開しております。
前会長の年楳先生から引き継いだ指導目標は、日本民家集落博物館の中という抜群の環境と囲碁という伝統文化を通じて、考える力や相手を尊重する心などを学び、より豊かな人間性を育んでいってもらうことです。当クラブで学んだ子供たちも大勢が大人になり社会に旅立っていきましたが、囲碁を学んだことで、彼らの人生がより豊かで実り多いものになっていることを祈っています。
会長 曽根岳史