2020.11.2
【報告】生涯スポーツ学会にて論文発表を行いました。

 

令和2年11月1日(日)日本生涯スポーツ学会第22回大会(オンライン開催)にて論文発表を行いました。
テーマは「親子運動教室の保護者の関わりに関する日独比較~ドイツにおける保護者も関わる活動の実践より~」です。
令和元年にドイツのケルン体育大学にて親子を対象に事業いたしましたライフキッズスポーツクラブに関する実践研究となります。

ドイツでは、3歳以上になると親子一緒に行う運動教室は少なく、親は補佐的な役割として参加していることに着目しました。
ドイツでの活動を踏まえて、親子で運動する事業の今後のより良いあり方についてまとめました。

①社会の中で親子体操の効果を伝えていくこと。
②親子一緒に活動する運動教室への参加を推奨していくこと。
③活動によって得られる効果を最大限引き出せるようなプログラム構成や指導方法を検討すること。

以上の3点を重視し、今後の活動をより良いものに展開できればと思っております。

今回の学会発表で、普段は携わる機会がない方々に対して弊財団の存在を認知していただけるきっかけになりました。
今後さらに、多くの方に財団の活動を広めていけるよう活動して参りたいと思います。
尚、本発表は、大阪体育大学体育学部教授の冨山浩三教授、弊財団理事河原慶子との共同研究となります。

 

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